(株)資源総合システムは、「再生可能エネルギー政策の重要ポイント 2025 ~日本のトップ電源へと期待が高まる太陽光発電~」を2025年5月28日に発行いたしました。
政府は、GXに向けた投資の予見性を高めるため、より長期的な方向性を示す「GX2040ビジョン」、「第7次エネルギー基本計画」、「地球温暖化対策計画」をとりまとめました。DXやAIの普及に伴うデータセンターや半導体工場の新増設による電力需要の増加を踏まえ、 2040年のエネルギーミックスにおいては、発電電力量が増加する見通しの中で、再生可能エネルギー4~5割程度、このうち太陽光発電は23~29%と最も大きい割合を占めています。太陽光発電の導入量見通しは、発電電力量を基に算定すると203~280GWACとなり、私たちの想定を超える大幅な増加となりました。経済産業省は、次世代型太陽電池戦略を策定し、ペロブスカイト太陽電池の導入支援等の方針を示したほか、太陽光発電の長期安定電源化、FIP制度の促進、屋根設置太陽光の初期投資支援スキーム等を打ち出しています。容量市場、長期脱炭素電源オークション、需給調整市場等においては蓄電池の活用も進んでいます。環境省を始めとする関係府省庁は連絡会議を開催し、太陽光発電の導入等の進捗状況を確認し、さらに取組を強化しています。多様なインフラを活用した太陽光発電の導入、望ましい営農型太陽光発電の導入促進など、各省庁の方針が示されました。自治体の施策も充実し、東京都をはじめとして、次世代型太陽電池の普及拡大に向けた動き等が広がっています。政府・自治体による太陽光発電導入拡大に向けた施策展開は、今後も継続していくと見込まれます。 本書では、太陽光発電に関連する政策の重要ポイントを各省庁別、自治体別にとりまとめております。太陽光発電事業に取り組まれる皆様が今後の事業を検討する際の参考となれば幸いです。
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