「太陽光発電海外市場レポート2017年版 ~海外主要市場と新興市場~」を発行しました。
パリ協定の発効により、再生可能エネルギーの導入は世界の流れになり、100ヶ国以上の国が自主的に提出した削減目標(INDC)において再生可能エネルギーに関する目標を設定しています。太陽光発電は、コスト低減の進展により、新興国及び途上国においても競争力のある電源として選択されつつあります。一方、屋根設置をはじめとした分散型太陽光発電は、蓄電池との組み合わせや屋根貸しモデルなどの新たな導入モデルに事業機会が生じています。
本レポートは、各国政府や関係機関による提供情報、最近の国際会議・展示会での報告や論文を中心に、海外の主要国と新興国の太陽光発電システム市場の現状と見通しをまとめたものです。太陽光発電システムの市場規模、市場普及施策、プロジェクトの状況、将来展望等を網羅しております。また、太陽電池製品をめぐる国際貿易摩擦についての解説も加えており、太陽光発電事業の海外展開に参考となる情報を提供しています。
2017年の世界市場は、高位シナリオでは、前年の75GWから85GWに成長する見通しです。2017年の市場は、中国が継続して世界最大の太陽電池生産国かつ消費国となり30GWレベルの導入が見込まれます。米国市場は2016年レベルには到達しない見込みですが、10GWを超える導入が期待されます。2017年はインドが日本を抜いて国別導入量ランキングで世界第3位となる見込みです。本レポートでは、ASEAN、アフリカ、中南米の新興市場での導入状況や見通しを網羅しております。
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